うつ病とは


5月11日に福岡からメールいただきました方、メールが返送できない状況です。メールアドレスをもう一度ご教示お願い申しあげます。

 

 

 

 

はじめに

私は、4年間、非常に重いうつ病の症状に苦しんでいました。
休養し、抗うつ剤も飲んで心療内科で治療をし、いろんなノウハウ本も読み、いろんなサプリも飲み、その他いろんな治療も試しました。
最初は、前頭葉が全く働かない症状で、思考回路が動かないことに苛立ち、仕事もできず、頭がい骨をかち割って、脳を手で直接もんで刺激を与えたい、そういう治療ができるならいくらでも何千万円でも金がかかってもいいということまで思ったこともあります。
頭をがんがん叩いて、力を蘇れと願ったこともあります。

 

なぜこんな風になってしまったかと悩み、死を考えたこともあります。

 

そして今ようやく、うつ病から離脱することができました。
うつ病以前の生活を取り戻した喜びは、言葉では言い表すことはできません。

 

 

 

うつ病の現状

今うつ病で苦しんでおられる多くの方も、今の症状のままでいいと思っている人は、一人もいないはずです。
しかし、うつ病を完治させた人は、非常に少ないため、その経験や治療法の話を聞くことはなく、また医者や製薬開発者も、うつ病の完治メカニズムを解明できていないため、彼らの治療法は参考になりません。
うつ病のブログを書いている人も多々見かけますが、途中までは、治りかけている報告が記載されていますが、具体的な治療方法が書いてあるわけではなく、結局最後は治ったという報告なしに、ブログが休止されたり、書き込みが終わっていたりしています。
私がうつ病を治療、完治させた方法は、あくまで我流ではありますが、自分にとっては、もうそれ以外はなかったと確信しております。
その治療方法を読んでいただき、それで、苦しんでいる人の参考になればと思います。

 

この方法は、うつ病の人に無理なことを全く要求していません。

 

運動療養や、食事、生活改善、睡眠時間修正、意識改善、カウンセリング等、無理に何かをしなければならないことは何もありません。

 

 

 

うつ病の定義

うつ病の定義として、一般的になっているのは、「ストレス等による脳内セロトニンの減少」ですが、
その他の定義はあいまいです。
私の経験からうつ病の発症と完治の定義を考えました。

 

うつ病の発症とは?

→ 視床下部のセロトニンのバランスが崩れること

 

うつ病の完治とは?

→ 視床下部のセロトニンが高濃度に維持され、健常者と同じになること

 

うつ病発症時、初期の段階のセロトニンがわずかに減少した時に、早期発見、早期自
覚、早期治療、早期投薬を行えば、治る確率は高いと思います。
ただ、うつ病になりかけても、頑張る人や責任感がある人だと、さらに無理してしまい、最終的に、視床下部のセロトニンの枯渇をおこしてしまい、治らなくなります。
さらに、無理を続けると脳内全部のセロトニンの枯渇を引き起こし、脳全体の損傷に及びます。

 

自動車に例えると、前頭前野がエンジンで、視床下部がガソリンタンクと言えると思います。
ガソリンがなくなれば、そこで立ち止まれればいいですが、ガソリンがなくなっても無理に走り続けることにより、他のいろんな部分も損傷を受けることになります。

 

 

 

なぜ「抗うつ剤の限界」なのか?

現在、うつ病になって心療内科にいって、まず投与されるのが、SSRIと思います。
これらは、脳内に存在するセロトニンをできるだけ減らさないようにする薬です。
うつ病初期で、視床下部にたくさんのセロトニンがある状態であれば、すぐに治ると思います。

 

しかし、かなり無理をした人は、脳内セロトニンがかなり少ないために、抗うつ剤を使ってもセロトニンが劇的に増えることはありません。
またこれが致命的だと思えるのですが、SSRIを服用しても、脳全体のセロトニンを一定にするだけで、視床下部を特異的にセロトニンを高濃度にできるわけではありません。

 

上でも述べていますが、抗うつ剤では、視床下部のセロトニンを高濃度にできないために、重度のうつ病の完治はできないということになります。

 

 

 

セロトニンの分布場所

Wikipediaでセロトニンを検索すると下記の文章が出てきます。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%83%AD%E3%83%88%E3%83%8B%E3%83%B3

 

セロトニン (serotonin, 5-hydroxytryptamine, 5-HT) はモノアミン神経伝達物質で視床下部や大脳基底核、延髄の縫線核などに高濃度に分布しているトリプタミン誘導体の一種である。

→つまり健常者は、視床下部や縫線核には、高濃度のセロトニンが分布しているが、うつ病患者には、存在していないのが重大な問題といえます。
ここをきちんと理解しておくべきと考えます。

 

 

 

脳幹の重要性

セロトニンに対して非常に重要な部位である、視床下部と縫線核は脳幹に属しています。
視床下部と縫線核の損傷は、脳幹の損傷でもあるため、脳幹にも十分なエネルギーを補充してやることが重要です。
脳幹は生命の根幹であり、エネルギー不足、損傷を受けている状態からの回復も早急に行う必要があります。
私のうつ病回復過程においても、脳幹の修復、エネルギー充填が、非常に大事だと感じましたし、それを実行しました。

 

 

 

視床下部に始まり、視床下部に終わる

視床下部のセロトニンバランスが崩れたことにより始まったうつ病は、さらに無理すると、脳幹、神経線維、軸索、髄鞘、その他脳のすべての部位にダメージを与え続けることになります。
無理をやめた時点が、うつ病の最悪期とすれば、そこから回復するためには、まずは、ダメージを受けた部位を修復していくことです。
最後にダメージを受けた部分から順番に修復することになり、視床下部が修復されるのは、最後の最後になります。
ダメージを受けた範囲、深刻さによって、治る期間が長くなります。

 

 

 

セロトニン症候群

うつ病の投薬に関して、一番恐れられているのは、セロトニン症候群と思われます。
これにならないように投薬量が抑えられたり、効果的な投薬量が決められないという事態になっていると思われます。
でもセロトニンが枯渇している重度のうつ病患者がこれを心配する必要があるのでしょうか?
セロトニンを直接補給することができるのに、アメリカで入手可能な「5-HTP」があります。
いきなり多量摂取することは、危険ですが、体の具合を見ながら徐々に増やすことは可能であると考えます。
私の場合、最大で、400mg/回×6回/日=2400mgを摂取しましたが、セロトニン症候群にはなっていません。

 

 

 

完治を目指して

上記に書いていますように、うつ病完治の最終目標は、視床下部に高濃度のセロトニンを満たすことですが、
これにたどり着くまでに、半年~1年はかかると思ってください。
髄鞘の修復、脳幹の修復、また不眠の原因である松果体の修復、活性化も必要不可欠です。

でもうつ病は必ず克服できます。私も何度もあきらめかけました。
しかしあきらめることだけは絶対しないでください。
ずっと鬱病で苦しんでおられてもう駄目だと感じている方、もう一生薬を飲み続けなければならないとあきらめている方、これ以上良くならないと感じている方、寝たきりで何の意欲も出てこない方、家族がいるから無理にでも仕事をしている方、そういったすべての方たちに、最後の最後にこの治療法を試していただきたく思います。
特にその症状で何年も寝込んでおられる方には、ぜひこの治療法を実践していただきたく思います。

 

最近では、なでしこジャパンのあきらめない姿をみて感動しませんでしたか?
だから決してあきらめることだけはせず、うつ病は完治できると信じてください。

 

2012年1月